6月のラブレター 今頃気づいたの
返事はまだ、書けない
いつでもあなたは優しくて大きい
「似たもの同士」だから相容れないもの
与えるばかりの愛情が痛い
弱さを隠して何を知るの?
あぁ 私、静かに惑わされてた
だから泣きたくて でも泣けなくて
6月のラブレター 今頃気づいたの
足元にゆらぐカーテンを開ける
あの時を探しても 目に入らなかった音
返事はもう、いらない…
ワンルームが先になってしまいましたが、
アレンジや歌詞改変を繰り返してずっとあたためていました。
日給500mlができたあと次はどんな感じにしようかと話したとき、
「しっとりさわやかで抽象的な曲」ということで。
詞については「歌詞を書くのって恥ずかしいよね、ラブレターみたいで」って話からかな?
すぐにタイトルを思いついて、サビにも持ってこようと思いました。
変えられない、忘れられない過去はどうすることもできないけど、
いつか「もう大丈夫だね」って自分自身に言える時がくるといいですね。
4月ですが、「6月の」ラブレターです。
あきらさんが「あたためていた」と言われている通り、
2ヶ月の前乗りではなくて……そういうことなんです。
題はラブレターなんですが、恋の話というよりはもっと内省的な話のような印象がありますね。
特に男性の中には「いつでもあなたは~」とか、「与えるばかりの愛情が~」とかのくだりに
ドキッとされる方も多いんじゃないかと思います。
……ですけど、ま、あくまで抽象の曲なので。
まぁ立場的に自分でこんな事言うのもどーなのよと思いつつも、いい歌だなと思います。
mixの時とかは嫌でもヘビロテですが、それ以外でもちょくちょく聴きたい曲ですね。
Vocal, Lyrics / 南条あきら (RocketeerTracks)
Compose / 中川ネタロウ (RocketeerTracks)